風の谷のナガシマ
ゴールデンウィーク最終日
小雨混じりのドライブ
どんよりとした空は さほど気にならない
しかし現地に着いてから違和感を感じていた
風車は微動だにしない
鯉のぼりは垂れ下がったまま
このイベントの為に育てられた花
普段は風に揺れ、写真をなかなか撮らせてくれない花たちも今日は じっとしている
海が近いのに潮風を感じられず
見晴らしが良いのに風を感じられず
前回来た時は風車の大きく風を切る音が聞こえていた
風を楽しみにしていた
ゴールデンウィーク最終日
小雨混じりのドライブ
どんよりとした空は さほど気にならない
しかし現地に着いてから違和感を感じていた
風車は微動だにしない
鯉のぼりは垂れ下がったまま
このイベントの為に育てられた花
普段は風に揺れ、写真をなかなか撮らせてくれない花たちも今日は じっとしている
海が近いのに潮風を感じられず
見晴らしが良いのに風を感じられず
前回来た時は風車の大きく風を切る音が聞こえていた
風を楽しみにしていた
ゴールデンウィーク中、数年ぶりにライブへ行ってきた
今回はアカペラ5人組みの国内男性アーティストのライブ
ライブツアータイトルのアルバムも事前に曲を聴き、ライブの予習をしておいた
昔は頻繁にライブへ行っていたのに或ることを切っ掛けに行けなくなった
ライブ好きだったのに遠ざかってしまった
行きたくなかったわけでは無い
気には なっていた
しかし幾つもの原因が混ざり合い、行動出来なくなっていた
今回のアーティストのライブは初めて見る
アカペラグループのライブなので、恐らく静かに聴き入るライブだろう
もしかしたら映画館で映画を見るような、座席に座りっぱなしのお尻が痛くなるパターンかもしれない
そう思っていた
でもその考えは良い方向へ裏切られた
バラード曲もあったが、アップテンポな曲も多かった
座席から立ちあがり、曲に合わせ手拍子をする
体全体でリズムを取る
楽しい
忘れていた感覚が蘇って来た
バラード曲では目をつぶり、聴き入った
すると自然と涙が溢れてきた
涙をぬぐうと後ろ座席の人に泣いてしまったのがばれてしまう
なので、手は動かさず涙は流したままに
学生の頃からすると様々なアーティストのライブを見てきた
累計、数百本にも及ぶだろう
それほどライブ(コンサート)が好きだ
その中でライブで涙が流れるのは初めての経験だった
曲が心に沁みて 感動しただけじゃない
様々な感情が出てきた
ライブは やはり素晴らしい
来月以降も既にチケットを手配したライブが待ち構えている
とても楽しみ
本番終了後はライブへ同行してくれたツレと二人で食事した
二人でライブの余韻を味わった
ビールも料理も飛びきり、うんまかった
ゴールデンウィークは、何処の道も渋滞している
何処の店も行列が出来ている
でも、敢えて渋滞に巻き込まれ、行列の最後尾に並んでみよう
今しかないゴールデンウィークを体感するのだ
なんら、イライラする必要は無い
うちでゴールデンウィークと言えば、行く場所は決まっている
それは「指宿のそうめん流し」だ
南へ向かう海沿いの幹線道路は片側1車線で、行きも帰りも渋滞する
現地に到着しても前売り食券を買う為に長い行列に並ぶ
待ち時間が長い
そんな事態になることは毎年のことなので知っている
「この混みようは さすがゴールデンウィークだよね」と言い合うのもまた楽しい
しかし今年は少し状況が違った
諸事情により、指宿まで行けなくなった
代わりに指宿より手前の鹿児島市内にあるそうめん流しへ出掛けた
会場へ到着し、前売り食事券を買おうとしたら ひんやりと涼しい
つい先ほど通って来たアスファルトの道路とは明らかに気温が違う
注文時に、うな丼とそうめん(のみ)の組み合わせにしようかと迷った
しかしリーズナブルなメニューのB定食を選んだ
そうめんを流す「そうめん流し器」は指宿のそれとは構造が違っていた
そうめんは反時計回りにぐるぐると流れる
それは同じ
しかし、ここの機械は緩やかにせり上がった中心部からそうめんが噴出してくる
初めて来た場所だったが、料理は うんまかった
「そうめん流しは指宿に限る」と思っていたが、ここの場所もなかなか良い
帰りは某大型ショッピングモールへ行ってお茶した
敷地の駐車場は満車過ぎて、停める場所がなかなか見つからない
しかも建物内はゴールデンウィークのイベントで盛り上がり、某カヘの周囲はうるさい
思いもかけず、ちょっとイライラ
週間天気予報の言った通り、連休初日は雨となってしまった
天気予報で 当たると嬉しいのが晴れの予報
外れると嬉しいのが雨の予報
カレンダー的に母の日が近い
朝から某大型ショッピングモールでプレゼントを探す
人へのプレゼント探しをするとき、わくわくどきどきするものだ
ターゲットが男でも探すときは迷うが、女であれば尚更迷う
ここはひとつ、女性ならでは感覚が必要だろう
ツレに付き添ってもらい、一緒に探し回った
悩んだ挙句に建物3階にある某ファストファッションにて夏物の服を買った
涼しげで いいかもしれん
さすがツレのセンス
これで母の日の準備は大丈夫だ
ひと安心したら腹が減ってきたのでランチに行った
ランチは友人がオーナーシェフをやってるカレー屋
ここの店は客が少ないと空いているが、客が多くなると満席になる店
ランチとディナーの間の休憩時間を わざと狙って店に行く
客のいない方が友人と ざっくばらんに話がしやすい
ランチの後は駅ビル前のメインストリートへ イベントを見に行ってきた
しかし雨天の影響でイベントは打撃を受けている
会場は閑散としていた
雨で台無し
屋外イベントの大変さ
帰りは鹿児島市にある大型客船の着く港へ
午前中に行った某大型ショッピングモールで外国人の団体客を見かけた
恐らく今日はその団体客が乗って来た大型船が港へ停まっているだろう
大型客船は予想した通り、停まっていた
海の上にビルが建っているのかと思うほどの大きさ
こんなにでかい船を間近で見るのは初めて
明日からもお出掛けが控えている
今夜はチョコをつまみに缶ビールを飲んでいる
連休初日は終日 雨が続き、散々なお出掛けだった
しかし雨の気配を感じながら過ごす穏やかな夜もいいもんだ
市電での移動中、吊り革に掴まっていた
目の前に座っている渋く枯れたおじさんが、僕に手招きをするような仕草
僕は、「気のせい? 知らん人だし」と思い気にせず、そのまま
しかし暫く経って再度、手招きをしてくる
再び、「?」
今度は鞄を持っている僕の左手を指差し、
「蚊が止まってますよ」と声を掛けてきた
左手の甲を見てみたら、蚊が血をぐんぐん吸ってる最中であった
平日は仕事で 時間に追われている
時間が足りなくなって、まず削るのは眠る時間
せめて仕事が休みの日ぐらいゆっくりと眠ったらどうだろう
でも平日の抑え込まれた反動で休日はみっちりスケジュールを入れてしまう
休日は眠気を忘れ、幾つもの場所へ出掛ける
気分を発散したい
祝日の連休も近い
例外なく今回も隙間なく予定を組んでいる
連休明けは眠い出勤が再びやってくるのだろう