乗り過ごした夜
明日からお盆休み
そんな夜に鹿児島市某繁華街へ寄った
馴染みの飲み屋へ行く
猛暑に依る喉の渇き、「明日は休日」という開放感
つい、飲みすぎた
帰る際に終電へ駆け込み、座席に座る
しかし次の瞬間、車掌さんに 「終点ですよ」と起こされた
電車の座席へ座った途端、ぐっすり寝てしまったらしい
電車が走り出した記憶、各駅に停車した記憶が無い
時刻は とっくに0時を超えている
終点の駅に降りてみれば、周囲には車も人影も無い
僕はケータイでタクシーを呼び、引き返して帰った