なしごれん　って何ですか？

確か、幼い頃から

「人の不幸を喜んではいけません」と　僕は言われてきたハズ

しかし桜島の火山灰が自分の所では無く、ヨソへ流れると

「アッチに飛んで行って　良かった～」と

胸をなでおろすのは、なぜだろう

どうやら僕は今まで勘違いしていたらしい

水族館入場者は水槽の魚を眺めている

僕も同じように魚へカメラを向けた

すると魚達は僕の方へ寄って来た

人間が魚を眺めているようだが、実は魚が人間ウォッチングをしている

楽しかったので僕は某水族館の年間パスポートを手に入れた

映画を観る際にハッピーエンドが好きである

観た後に　ほっとするような感覚が好きである

例えば洋画のラブコメとか超好き

逆に難しいストーリーやホラーは好まない

昨日封切りの某映画を観てきた

上映途中で　ちょっと泣いてしまった

近々、この映画主演の某俳優が鹿児島へ舞台挨拶に来るらしい

こうやってひとりでカウンターに座り

たまにはマスターと何気ない会話をするのもいいもんだ

ところで今日はナニ飲むの？

モスコミュール。大盛りで

その日は清々しい快晴だった

某施設へ出掛けた

入口にはトンカチを持った元気なオッサンがいた

何か怒っているらしい

閉め切られた部屋の上空では鳥の群れが羽ばたいていた

彼らは外へ出たいと言っている

仲良しカップルのカニと目があった

やぁ、元気？

庭ではアジサイの葉が青々として気持ちいい

その葉をアジサイ達は僕へ見せつける

なぜかと思っていたら　間もなく咲く花を見て欲しいらしい

僕は花の咲く頃にもう１度アジサイと会う約束をして帰った

通い慣れた某カフェでは無く、普段あまり行かない別のカフェへ

ぶらりと入ってみた

今季初のアイスコーヒーは、ここの店で飲んでみた

しかしながら、帰りには普段の某カフェへ行った

やはり　こっちの店の方が僕は落ち着く

その夜、天文館で飲み会があった

ＪＲの最終電車で帰った

ほろ酔い気分の僕は降りる駅を乗り過ごしてしまった

無人の駅に降り立ってみれば、周囲は誰もいない

ただ白く照らすだけの蛍光灯が眩しかった

まだ４月のハズなのに既に僕は半袖ポロシャツを着ていた。

暑くなると　よく行く某ジェラート屋へ寄りたくなった。

ココのジェラート屋は自前の牧場を持ってるだけにウマイのだ。

今年はコーヒーやラテも販売していた。

外のテラスでお茶すれば、ちょっとしたカフェ気分　♪～

ＢＧＭは小野リサが流れていた。

ボサノバ好きな僕にはゴキゲンな音楽であった。

某会社へ勤務していた頃、僕はこの建物へ仕事で　よく通っていた。

今は同じ建物内でも階数の違う、この部屋が目的で行っている。

同じ風景を見ていたはずなのに　以前は　心に余裕が無くて

敷地内の芝生の清々しさに気付かない生活だった。

こうやって、緑の葉を眺める事も無かった。

もちろん、この看板の存在さえ知らなかった。

僕の知らぬ間に毎年、今の季節には花が咲き、蜂は飛んでいたのだろう。

僕はようやく彼らと巡り合う事が出来た。

すっかり、春だね。

僕の人生のテーマは幾つかあるけど、大切なのは　「楽しく」なのだ。