買い溜めてた本を
今日は曇り空。
病室内に入り込む日差しもぼんやりと弱々しい。
入院していると外の世界に置いて行かれた感じがして ここでは時間が
ゆっくりと流れていく。
時間の経過がまことに遅い。
働いているときはあんなに時間が足りなく感じるのに
間逆な時間の流れ。
でも、読むつもりで今まで買い溜めていた文庫本をじっくりと読むには
良い機会かも。
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今日は曇り空。
病室内に入り込む日差しもぼんやりと弱々しい。
入院していると外の世界に置いて行かれた感じがして ここでは時間が
ゆっくりと流れていく。
時間の経過がまことに遅い。
働いているときはあんなに時間が足りなく感じるのに
間逆な時間の流れ。
でも、読むつもりで今まで買い溜めていた文庫本をじっくりと読むには
良い機会かも。
ようやく外出許可が出て、本命の用件を終わらせた後
あまった時間でスタバへコーヒーを飲みに来た。
入院中は快適な温度に保たれた病室内でずっと過ごしている。
すると果たして今日は寒いのか暖かいのか全くわからない。
天気予報で
「今日は今年一番の厳しい冷え込みになりました」といわれても
全く実感が沸かないのだ。
そんな季節感の無い毎日を過ごしている。
今回の外出もホントのこと言うとさ、(事務的な)用件よりも
スタバでゆっくりする方が気分的に大切だったりする。
やっぱり外の空気はいいよね。
それにしても今回のお出かけはキツかったかもしれん。
体調がいまいちな事もあって少し痛む。
さ、また入院生活の再STARTなのだ。
目を開けてみればアイボリー色の殺風景な内装に、限りなく薄い
ベッド間仕切り用のぺらぺらしたカーテン。
枕元には体温計とナースコール。
あの夜、本当は福岡でMISIAのライブを観る予定だった頃、
僕は病院のベッドの上にいた。
前夜、持病が急に悪化して痛さに耐えきれず救急車で運ばれてしまったのだ。
その痛みは僕の体の中で いかにも骨太な裁縫針が数本、縦横無尽に
暴れているような今まで経験した事のない感覚だった。
あんなにMISIAの歌声が聴けるのをずっと楽しみにしていたのに
今 聞こえてくるのは僕の隣のベッドで寝ているオッサンの、まるでトラか
ライオン系の猛獣が寝ているのでは無いかと聞き間違ごう程の凄いイビキ。
天気がいいのに感染の可能性を理由に外出もままならない。
入院してまだ数日しか経っていないのに あのいかにも体に良さそうな
薄味の病院食にはもう飽きてしまった。
あー、ハーゲンダッツが食べたい。(できればラムレーズン味)
文庫本を片手にスタバでゆっくりコーヒーしたい。
退屈で単調なこの生活はまだまだ続く。
連休明け、久しぶりにスーツのパンツを履いたら
ウエストがキツイ。
お腹を無理にへっこめないとボタンが止まら~ん。
やべー。
「ようやく念願の場所へ来れた~」
僕は公園の曲がりくねったベンチに座り、つぶやく。
この公園は高台にあって、座ったまま下を見下ろせばスペイン バルセロナの
街の風景が見渡せる。
そして、その奧には青い地中海が見えた。
天気が良い。
昨晩 泊まったホテルのベッドはクッションがいまいち 体に馴染めず
少し腰が痛くなった。
そんな腰の痛みを気にしながら 僕はホテルに準備してもらった水筒入りの
熱いコーヒーをカップへ注いだ。
飲んでみるとやや濃いけれども あと味スッキリの僕好みの味。
ウマイ。
右手にカップを持ちつつ、左手でベンチの背もたれに敷き詰められた
破砕タイルを触ってみる。
このざらざらした感触がこの公園へ実際にやって来た事を更に実感させた。
ここはグエル公園。 (←サントリーTV CM)
建築家 アントニ・ガウディの作品。
この場所に前々から僕は来てみたかったのだ。
やっと夢が叶った~。
僕はこの後、同じガウディの作品 サグラダ・ファミリアとカサ・ミラを
見に行った。
というのは全くの僕の妄想で、今年1回目の更新は 今、1番やってみたい事を
書いてみました。
実際に行ったつもりで。
これからもこんな調子で更新します。かも。
今年もどうぞ、よろしく~。 v( ̄∇ ̄)