隕降る円座
昨日から僕は寝込んでいる
熱が早く下がって欲しい
薄くて重いせんべい布団に包まれ寝ていると
この前コンビニの広告で見た、恵方巻きになった気分である
昨日から僕は寝込んでいる
熱が早く下がって欲しい
薄くて重いせんべい布団に包まれ寝ていると
この前コンビニの広告で見た、恵方巻きになった気分である
仕事で 疲れても、
仕事で めんどいことがあっても、
仕事で くさくさした気分になっても、
自宅へ帰った時に
温かい言葉で迎え入れ、
温かいご飯が用意されていたら、
気持ちは和らいで嫌なことは帳消しだと思う
それはとてもありがたいことだと思う
勤務先の社内報で「ボランティアについて」の投稿募集があった
僕は幸いにボランティアをさせてもらってるし、文書を書くのも大好き
考え付く文書を下書きしてみた
するとそこには何故、僕はボランティアとして動こうとするのか
答えが出てきた
「他人様をサポートしたい。困っている人の手助けがしたい。」
その気持ちは自分でも自覚していた
それとは別に もうひとつ
僕は自分の活かせる場所を求めている
自分の(心理的な)居場所を求めているのだと気が付いた
これは僕は何のために生きているのか?
何処に向かって生きていけばいいのか?
「僕の生きる道はこっちなのだ」
忘れかけていた気持ちを思い出させてくれた
某ビルの地下室
そこの用件が終わり、1階への階段を上がってきた
階段は常に鍵がかかっていて、一般の人は入れない
階段の電灯を消し、1階フロアーへの扉を開けようとした瞬間
(コツ、コツ、コツ・・・)
僕が上がってきた後ろから真っ暗な階段を上がってくる音がしてきた
「え?」
地下に入ったのは僕一人なので僕以外は誰もいないはず
(コツ、コツ、コツ・・・)
しかし足音は間違いなく聞こえる
「え? うそー? これって、まさか」
気のせいでは無い
「うわー、やばい、やばい!」
慌てて階段の電灯を点けた
地下の方向を見る
「誰が(何が)階段を上がってくるの?」
足音は迫ってくる
確実に何かが迫りくる恐怖
僕は怯えていた
しばらくすると足音は僕の頭上を通り過ぎて行った
どうやら足音は地下からではなく、1階から2階への階段を上がっている人との足音だったらしい
建物の構造上、音が響いて聞こえた結果だった
安心したが、まじに怖かった
以前に僕が勤務していた職場
そこで世話になった先輩が入院したとの知らせをもらった
今夜、仕事帰りに早速病院へ駆けつけた
会ってみれば昔の通り、冗談交じりで軽快に話をしてくれる
しかし数日後には大きな手術を控え、表情の奥では不安を隠しきれない
話をしてるうちに印象に残ったエピソードをひとつ
先輩は入院先の看護師に言われたらしい
「体調が悪くなってから検査に来ても、間に合わない
普段の元気な時にこそ、検査して欲しかった」
言われてみれば確かにその通り
でも元気な時に病院へ行こうとは なかなか思い付かない
近々僕には地元市役所の主催で専門の検診が行われる
料金も掛かるし、勤務先を休まなければならない
でも明日は我が身
良い切っ掛けなので行ってみる
お酒を飲みに行くと僕は途端に喋り出す
自分を押し込んでいる蓋が外れるらしく、日頃思っていることを言葉にし、表面化する
「また余計なことを言ってしまった」
昨晩のことを思い出し、飲んだ翌朝に後悔する
しかしそんな僕でも酔った時は相手を選ぶようだ
仕事の絡んだ飲み会では蓋は閉じてる事が多い
すなわち、ビジネスの延長と捉え、自分をさらけ出す可能性は低い
飲み会の席で僕が思ってる本音を吐き出すのはごく限られた人の場合だけらしい
それはごく一部の人としかリラックスして飲むことが出来ない
ということかもしれん
「大型で強い台風が直撃する」と恐れられていた
でも実際に来てみれば、呆気なかった
風が強かった程度で 雨も大して降らんかった
台風が過ぎ去った今夜は吹き返しの風が吹いている
大きな被害も無く、ほっとしてる
先週末の夜、僕は駅ビルにいた
休日前夜ということで、ひとりでお茶を楽しむ
毎日の仕事は とてもめまぐるしい
僕にはどうやら、ぼんやりと息抜きする時間が必要なようだ
それが僕にとって気持ちを吹き返すとき
なぜ生まれてきたのか、なぜ生きてゆくのか
これから先、まだ何十年も生きていかなければならないのか
仕事はしんどいし、病気もなかなか治らない
それでも生活のカネを稼がねばならぬ
目標を見失い、毎日は ただ流されているだけ
以前僕が勤務していた会社の先輩と会う機会があった
様々な話をしていく中で初めて聞いた話題が出た
それは、あちらの世界
その先輩は現在鹿児島県内の某施設に勤務している
その建物では不特定多数のお客さんが出入りする
建物にある或る階段では、あれが出るらしい
先輩は霊的な感覚があり階段を上り下りする度に見えない手が足にまとわりつく
それを振り払いながら、行き来しているらしい
一度は更に敏感な人に見てもらったところ、そこには・・・
恐ろしくて、これ以上は書けーん
僕もそこに勤務していた頃は1人で上り下りした経験がある
その話を聞いた以上、僕はその階段には近づけない
怖すぎるー
(本文と写真は関係ありません)
電車にて 態度のでかい男子高校生
彼は席で足を投げ出して座り、鞄で座席を占領していたにも関わらず、
僕が誤って定期券を落とした時、サッと拾ってくれた
「なんだこいつ、見掛けによらず、いい奴じゃないか」と
単純に思ってしまった僕