なしごれん@maku puppet

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2008年12月26日 (金)

黄色い車に乗って

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黄色い車に乗って旅してる。

ごつごつとした地面を運転し続けて もう何日経過しただろう。

この車は旧型のアクセルで踏めばスピードが出て、離せば停まる。

まるで遊園地のゴーカートのような仕組み。

スピードの加速が弱々しい。

走り始めた当初は鮮やかなレモン色をしていた車のボディも 砂埃のせいで

今ではくすんだカラシ色に見える。

車の天井に屋根は付いてるけれどもドアは無い。

強い日差しを避けるために屋根は必要だが、めったに雨が降らない。

この地域ではドアは必要ないと思っていた。

しかし、思いのほか砂塵がひどく、全身の穴という穴に入り込んで来る。

ドアはオプションで8,000ギルントだった。

「ドア代をケチらなければ良かったな」

僕は少し後悔した。

草原に差し掛かった時、原型の丸さを とどめていない太陽が

蜃気楼のようにゆらゆらと沈み掛けていた。

「今夜はこの辺りにしよう」

約束の目的地はまだまだ先。

車を停め、眠る為のテントを張る。

先ほどの夕日は完全に沈み 空に薄い明かりの膜がかすかに残った頃

北の空に一番明るい星が輝き出す。

2008年12月25日 (木)

メリー・クリスマ~ス  ̄O ̄)ノ

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今夜もスタバでコーヒーしてる。

マグカップに入ったコーヒーは時間の経過と共に カップの縁に

付いてる泡が数個ぷちんぷちんとはじけ、そのたびに

良い香りが漂ってくる。

店内は普段に比べ客が少ない。

みんな自宅でまったりしてるのかな。 (=^^=) ニャ

静かな良い夜。

2008年12月 8日 (月)

それはラップランドを目指すように

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ニルスはモルテンに乗って旅に出る。

モルテンは翼を広げ、遙か遠い北極圏ラップランドを目指す。

僕も旅に出発する。

目的の答えを導き出す為に歩き出す。

その答えは誰も教えてくれない。

まるでRPGに出てくる主人公のように僕は様々な所をさまよい歩く。

僅かなヒントは彼女の言動の中にある。

見え隠れするキーワード。

でも、彼女本人から答えを聞き出す事はタブーとされている。

それだけに普段の何気ないメッセージを聞き逃してはならない。

昨年の旅は見事に失敗に終わった。

今年のリベンジ、失敗は許されない。

僕は自分を信じて年に一度の賭けに出る。

間もなくやってくるクリスマス。

今年も相変わらず迷惑を掛けてばかりだったカミさんへ

感謝を込めて贈るクリスマスプレゼント。

一番気に入ってもらえるプレゼントは何だろう。

今年も僕は探し求めてる。

2008年12月 6日 (土)

雨のイルミネーション

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いつものカフェの、いつもの席でぼんやりとコーヒーを飲んでいる。

聞こえてくるのは耳慣れたクリスマスソング。

周りを見回してみると今の時期、カップルが目に付く。

どのテーブルでも笑顔で語り合っている。

そして、つい先ほどまでショッピングしていたらしい、ソファ脇に置いてある

袋も 明るいクリスマスカラーでラッピングされていた。

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カフェへ向かう時いつも停める駐車場近くにイルミネーションが飾られている。

1階は街路樹の低木沿いに、2階はテラス沿いに延々と。

使われてる色は白のみの単色で、点滅もしない地味なイルミ。

しかし、雨の夜に僕は気付いた。

駐車場は雨で濡れてアスファルトが鏡の役割をし、真っ黒な地面は

1~2階の白いイルミネーションを映し出す。

丁度、街路樹の縁石を境にして上下対称のイルミが現れる。

しかも雨の滴で下半分は僅かながらにゆらゆらと揺れている

闇の中から静かに浮かび上がるイルミ。

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実在の世界と雨の夜だけ現れる幻想の世界。

その狭間を僕は走り抜ける。

2008年11月28日 (金)

ぐらぐらふらふら

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頭がぐらぐらする。

目覚ましを止めてみたけれども まだあと30分は寝ていたい気分。

昨晩の飲み会はお客さんと別れた後を覚えていない。

立ち上がってみると目まいのようなふらつきが体を襲う。

それでも僕はスーツという戦闘服を身にまとい今日も会社へ向かった。

2008年11月22日 (土)

香りを打ち消す風

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コーヒーを飲む時って味よりも香りを楽しんでる。

口にコーヒーを含む 少し手前で手を止めて香りをくんくん。

なので、コーヒーを注ぐカップは口の広いマグカップに限る。  ( ̄∇ ̄d)  

ふたが付いたまま飲めるカップ(紙コップ)があるけど、

それでは香りを充分に楽しめない。

いつものカフェでお気に入りの席に座る。

文庫本を両手で持ったまま両腕をテーブルの上に置き、腕と腕の中間に

マグカップを置く。

すると姿勢は 前かがみになり丁度マグカップの真上に鼻が来る。

ふんわりと立ち上るコーヒーの香りが鼻をくすぐる。

腕もラクチン。

いい体勢だ。

しかし、ある日 事件は起きた。

いつものように、いつもの席でコーヒーを飲む僕。

その席の前を ツカツカと右から左へ足早に歩く女性。

その女性が通った後に すっと風が押し寄せてきた。

香水のニオイと共に。

ニオイの付いた どぎつい風はコーヒーの香りを見事に打ち消し、鼻を直撃。

クラクラする思いだった。

2008年11月17日 (月)

気まずいハイドロプレーニング現象

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先ほどから車内は沈黙が続いてる。

助手席の若いおネエさんと運転席の僕。

現場から会社に戻る途中、聞こえてくるのはカーステから流れてくるFMと

車のボディに打ち付ける雨音。

その雨音は鹿児島市内へ近づくに連れて大きくなっていく。

赤信号で停車し、周りが静かになると今度はワイパーゴムの音が気になる。

シュッ、キュッ、シュッ。

目の前でワイパーが一定のリズムで動く。

「ワイパーの音って こんなにデカかったっけ」

自分の車ながら初めて気が付いた。ような気がした。

頭をフル回転して幾つか話題を振ってみたけど、たまに交わす会話も

うまく噛み合わない。

そして、おネエさん自身も気を遣って僕に会話を振ってきてくれた。

「グランプリで (浅田)真央ちゃんが出るんですよねー」

「へぇー、そうなんだ~」

「 ・ ・ ・ 」

「 ・ ・ ・  ( ̄◇ ̄;) 」

僕はフィギュアスケートをほとんど知らない。

昨晩スポーツニュースを見とけば良かった。と とても後悔した。

気まずい雰囲気は更に増し、ハンドル握るのをやめて もう降りたい気分。

強まる雨の中、スリップしないよう慎重に運転したけど、車内の空気は

既にスリップしていた。

2008年11月13日 (木)

車で飛べたなら

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“007”の映画で水陸両用の車を見た事があるけど、空陸両用の車って

無いモンでしょうか。

渋滞に巻き込まれたら ハンドル右横のスイッチをON。

ゆっくりと垂直に離陸し道路を見下ろせば 渋滞の列はアリの行列に

見えるに違いない。

見上げれば 定規でまっすぐ引いただけの無機質な電線も無くてすっきり。

青空を見る時に電線は視界をいつも邪魔する。

排ガスから逃れたら 窓を全開にして外の空気を取り入れよう。

アスファルトに熱された重々しい空気ではなく、透き通った風が車内を

通り抜ける。

飛ぶ速さもキーンと速すぎると折角の景色がぼやけてしまう。

自転車を漕ぐように、ゆっくりと周りの景色を楽しみながら飛ぼう。

そんな事を渋滞中に思ってみた。

2008年10月31日 (金)

朝の小さな駆け引き

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普段はスムーズに通れる通勤道路も 今朝は長い渋滞が出来ていた。

見通しの良い、緩やかに右カーブになったその先を見てみると黄色い

“工事中”の看板が見えた。

「あー、また工事が始まったのか」

先週末から今週初めまで 鹿児島県内では “ねんりんピック鹿児島2008”

という大きなイベントが開催された。

渋滞を避ける為 開催中は何処の道路でも工事が中断されていたのだが、

イベント終了と同時に また工事が再開されたのだった。

片側2車線の内、右側の車線を のろのろと進んでいくと中央分離帯には

「左へ寄ってください」の看板がひとつ、ふたつ見えてきた。

左側の車線が本線(工事をしていない道路)で 私の走ってる車線が

どうやら工事中らしい。

さぁここから 小さな駆け引きが始まる。

まず、左のウインカーを点けながら左車線へ じわじわと移ろうとした。

しかし、すぐ隣を走っていた シルバーメタリックのワンボックスカーを

運転しているオジサンはこちらを全く見ようとしない。

それどころか 前の車との車間距離をツメツメ気味で走ってる。

「俺の前には絶対に入れないぞ!」という気合いさえ聞こえてくるようだ。

「何だよー、入れてくれたっていいじゃ~ん」

しょうがないので諦め、後続車を見てみたら赤い軽自動車が走ってた。

運転席を見てみると どうやら若いお姉さんっぽい。

しかも美人さんだった。余計な話だけど。

お姉さんと目が合ったので またウインカーを点けてみたら減速し譲ってくれた。

「あぁ、ようやく入れるぅぅ~」

本線に入る事が出来た。

そして、“ありがとう”の意思表示でハザードを チカチカと2~3回点ける。

やっぱり美人には優しい人が多い。かもしれない。

たわいない事だけどさ、譲ってもらうと「この人、いい人だなー」って思うし、

今度は逆に 自分が譲った場合は「今日は良い事したなー」って単純に

思っちゃうんだよね。

2008年10月27日 (月)

深夜の聞き慣れぬ音

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ポン、ポン。 ポン、ポン・・・。

昨晩 寝ていたら聞き慣れない音で目が覚めた。

枕元にあった目覚ましを見てみると まもなく深夜2時を差そうとしている。

風邪で体調を崩し、最近は早めに眠りにつくようにしている。

ずっと市販の風邪薬を飲み続けたけれも 全然改善されない。

病院嫌いな私はしょうが無く週末、観念して病院へ行ってきた。

昨晩は熱っぽかった為、尚更 早めに寝たのだった。

「うぅ、まだ2時かー。 早くまた寝なきゃ・・・」

そう思いながら再び眠りにつこうとしたけれど、先ほどの音は止まらない。

ポン、ポン。 ポン、ポン・・・。

その音が耳につき、眠るどころか 段々と意識がハッキリしてきた。

「何だ、この音?」

どうやら その音は外から聞こえてくるようだった。

しかも僅かながら地面に響いている。

私は起き上がり、その音が聞こえるベランダ側へ行ってカーテンを

少しだけ開けた。

そして、恐る恐る外を覗き込んでみて私はビックリ。

高校生ぐらいの少年がひとり、ぼんやりと点いている薄暗い街灯の下、

壁打ちテニス(?)をしている。

先ほどの“ポン、ポン”という音はテニスボールの跳ねる音だったのだ。

つい先ほど、眠る前まではスズムシの心地よい声が聞こえていたが、

今の時間帯はスズムシも眠りについたのか、ボールが跳ねる音以外は

何も聞こえない。

「何やってんの? こんな深夜に」 (← 倒置法)

鹿児島も最近ようやく秋めいてきたとはいえ、夜中は寒い。

その少年は深夜に白い半袖ポロシャツ、半ズボンの格好だった。

「キミは明日、試合でもあるワケ? それにしても寒くねーの?

 いや、それ以前に近所迷惑じゃね?」と ハテナマークが頭の上を

幾つもよぎった。

私は完全に目が覚めてしまい、このままでは うるさくて眠ろうにも眠れない。

「うーん、どうしたモンかなー」と思っていたら その少年は途中でササッと

自宅へ引っ込んでしまった。

その間、約30分ほど。

それにしても一体なんだったの、コレって。 (← 倒置法アゲイン)