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2011年4月26日 (火)

僕の心を決めさせたもの。

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先日、自宅のテレビが急に壊れ、テレビの無い静かな生活が続いている。

アナログ・ブラウン管テレビの故障に伴い、僕には やらなければ

ならない出来ごとが出てきた。

それは新しいテレビを探して購入することである。

僕は今回、テレビ本体とビデオデッキ、テレビ台(スピーカー付き)の

3台を まとめて購入することにした。

3台まとめての購入なので結構、いい値段になる。

僕は、家電品や車など大きな買い物をする時に 必ず、1社だけで無く、

数社から見積書を取り、値引き交渉をする。

今回は鹿児島市内の大手家電量販店4社から見積書を作ってもらった。

(仮に その4社を それぞれA社、B社、C社、D社とする。)

何を隠そう実を言えば、この業者同士で価格競争をさせ、値引き交渉を

することが、僕は大好き(得意)である。

僕の考えの根本には、

「どうせ同じ商品を手に入れるのなら、千円でも安い方が良い」と言う

考えがあり、

その考えが僕を積極的に値引き交渉をさせる。

僕は先ほどの4社から ひと通り見積書を取ってみたものの、その中の

D社は、一旦、見積書を出したら全く値引きに応じなかった。

それが安値だったら納得いくけれども 圧倒的な最高価格だったので、

購入候補から 真っ先に外した。

残り3社お店を何度も行ったり来たりし、担当の営業の人と何回も交渉した。

そして、

「もう、ウチはこの値段が限界です」と言われるようにまでなった。

3社の最終価格を見てみれば、その値段の差は 千円~二千円の

価格差しか無かった。

なので、各社営業の人達が言う「限界の値段」と言う言葉は 本当だろう。

中には、

「あとはサービス品を付けますので、それで決めてください」と攻めてきた

お店もあったが、僕は まだ決めなかった。

ここまで何度も何度も 各社、同じ営業担当者と交渉した。

僕は 最安値だったA社にしようかとも思ったが、気になっていたのは、

B社だった。

B社の営業担当者は、僕の再三の見積依頼にも嫌な顔、ひとつせず、

又、他社の悪口も言わず、

(中には、他社の欠点を指摘する業者もあった。)

まだ若い人だったが、自分の上司へ懸命に僕の要望を伝えてくれた。

彼の誠実さを見て、いつしか僕は、

「この人から商品を買いたい」と思うようになっていた。

僕は 本音で彼、本人へ

「是非、**さん(営業担当者の名前)から 買いたいと思っている」と

正直に告げた。

いつの間にか僕は、「彼の営業成績を上げてやりたい」と言う応援するような

気持ちになっていた。

彼は 再び上司へ交渉してくれたけれども、A社が提示していた最安値には

届かなかった。

でも、僕は B社の彼から商品を買う事に決めた。

商品を買うにしても(売るにしても)人と人とのつながりである。

今回は3社の金額が大きく変わらなかったこともあるが、最終的には

B社の彼の「人柄」で商品を買うことを決めた。

僕自身も仕事がら、物品販売をすることもある。

僕も顧客に対して、あぐらをかくこと無く、誠実に対応したい。

そう改めて、気付かされた今回の値引き交渉だった。

最後に今回の僕の しつこい価格競争へ最後まで付き合い、協力してくれた

3社へ感謝したい。

おかげさまで、良い買い物が出来たと同時に 良い経験が出来ました。

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