買えないし、飼えない。
僕は犬や猫に特に興味が無く、飼った事も無い。
イオン鹿児島SC内の いつものスターバックスからの帰り道、
駐車場へ向かって歩いていると スターバックスのすぐ隣にある
ペットショップが気になった。
スターバックスへ行く為に いつも通る道だけど、今日は何となく
ふらりと寄りたくなった。
そこのお店では 透明アクリル板(覗き窓)の付いたダンボール箱が
積み上げられていた。
中を覗いてみれば、1~2匹ずつ、子犬や子猫達が入ってた。
僕は何となく、そのダンボール箱を覗いてみる。
そこには 小さな幼い犬がいた。
じ~っと見ていると その子犬と目が合った。
何だか悲しそうな目で、僕の方を見る。
そして前足でバタバタと アクリル板を叩いてくる。
それは まるで、「ここから僕を出してくれ」と僕へ訴えかけて
いるようだった。
「そんな動作をするのは やめてくれ~。僕は買う気は無いんだー」
覗き窓の横には 犬の種類と値段等が記載してあった。
僕は記載してある値段を見てみた。
「あれ? やけにゼロの数が多い」
金額の単位を数えてみれば、
「一、十、百、千、万、十万・・・?」
「え~!、犬って こんなに高いのぉ~?」
僕はビックリして、目を疑った。
ついでに 子猫のコーナーも見てみた。
やはり似たような高額の値段だった。
「でも、この猫達って 僕の田舎に行けば、似たような柄をした
野良猫達がフツーに ゴロゴロいるけど、どこが違うわけ?」
その金額を見て
「やはりウチでは犬や猫は飼えない」そう思った。
(犬・猫好きの皆さん、不快に感じたら ごめんなさい)
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