その役目は?
折角京都に来たのだからホンモノの舞妓さんを見てみたい。
夕方、そんな気持ちで祇園へ来てみると ここでもカメラを持った観光客らしい
人達がたくさんいた。
よく見れば みんな歩かずにずっと1箇所に立ちつくしている。
どうやら僕と同じように舞妓さんを見に来て 舞妓さんが出没するのを今か今かと
待ちかまえているようだ。
しかもその人達の会話からは英語に韓国語、フランス語など多国籍の言葉が
聞こえてきた。
何をしゃべっているのかはわからんけど。
しばらく僕も待ってみたが、残念ながら見かける事が出来なかった。
ところで、祇園を歩いていると建物の下側に竹を曲面に加工した囲い(?)を
よく見かける。
【 こんな感じ ↑ 】
この風景は祇園らしくて とても好きなんだけれども何の役割をしているのか
わからない。
祇園で昼ご飯を食べた時にお店の人へ尋ねてみたが「知りません」と言われた。
知らないと言われれば尚更知りたくなる。
ある晩のこと、ホテル近くの飲み屋へ行った時に店主へ尋ねてみたが、
「子供の頃からフツーに見かける物なので特に気にした事がありません。
へぇー、よそでは無いんですか」と ここでは逆に聞かれてしまった。
丁度、店には地元のご年配のお姉さんグループが食事に来ていたので
その店主が尋ねてくれた。
そしたら「あぁ、それは跳ね除けよ。雨の跳ね除け」との答え。
なるほど、言われてみればそうだね。
僕はスッキリした気分になった。
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