同級生
仕事の移動途中、初めて入ったカフェで出来事は起きた。
いきなり声を掛けられたのだった。
見てみればウエイトレスのオネーサンが僕の名前を呼んでいた。
一瞬誰だかわからなかったが、よく見てみるとその人は同級生。
彼女は昔と違い、別人のように痩せて、別人のように綺麗になっていた。
声を掛けられなければ気付かなかったに違いない。
全く女性はバケモノだ。
綺麗な人を目の前にすると僕は緊張する。
こんな日に限って僕の着ている服はくたくた、髪はぼさぼさ。
いや、髪がぼさぼさなのはいつもの事か。
社交辞令程度の会話を少しだけした後、注文したケーキが来るまで本を
読もうとした。
しかし、手に取った文庫本の文章もただ目で追うだけで頭に入らない。
平然な顔をしていても僕は同じページを何度も何度も繰り返して読んでいた。
そして一気に飲み干したアイスコーヒーのグラスは氷だけが残り、からんと
音を立てて崩れた。
地元ならではのハプニング・・・
関東出身の私には・・・起こり得ない出来事で、羨ましい
投稿: 草薙 | 2009年6月25日 (木) 22:51
行動にはハプニングが付きもの。
今回は見事に楽しいハプニングでした。 久しぶりに会って懐かしかったです。
それにしても仕事途中にサボって飲むコーヒーTIMEは 休日のコーヒーTIMEより
充実しているのは何故でしょう。
投稿: なしごれん | 2009年6月26日 (金) 15:09