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2008年8月 4日 (月)

山下清展

200804_1

テレビドラマ「裸の大将 放浪記」(芦屋雁之助主演、花王名人劇場)を

子供の頃に見て「いつかは山下清の貼り絵を見てみたいなー。」と

思ってました。

番組の中で放送される貼り絵は優しい絵でとても好きだった。

その山下清展が鹿児島で開催されると聞き、楽しみに行ってきたんです。

会場には山下清の多数の作品が展示されてました。

絵の細やかさはテレビや雑誌では確認できない。

とても当たり前なんだけど、現物は絵の雰囲気が全然違う。

菊の花にとまっていた蜂は まるで羽の音が聞こえるほどイキイキとしてたし

花火大会の絵は 漆黒の闇に大きく花火が上がり花火の大きな音、花火

会場の雑踏が聞こえてくるようだった。

もう夢中で観ました。

会場を2周した。

それから山下清自身の作品もモチロン素晴らしいんですが、傷んだ作品を

修復する技術、(専門用語がワカラン)これも素晴らしいと思った。

修復する前の写真が作品の横に貼ってあるんだけど、違いが一目瞭然。

綺麗に蘇ってました。

そう言えば、会場内も全体的に照明が暗め。

最初は「何でこんなに暗いんだろ。絵の色がよく見えないじゃん。」と

勝手な事を思ってたけど、実は絵を保護する為だったんだねー。

知らなかったです。

今回の展示はとても良かった。

本当に大げさだけど、今回 絵を観る機会を与えてくれた関係者、そして

絵を当時に近い状態へ修復してくれた技術者 (くどいようですが、表現が

わからない) 皆さんに感謝したい気分です。

会場内にこれだけわかりやすく展示するのも大変だったかも。

折角の機会、もう一度行こうと思ってます。

@鹿児島市山下町7-2 黎明館 (入場料が必要)

開催は今月24日まで。

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