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2007年4月26日 (木)

オカンとボク

Dsc00140b 映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」を

観てきました。

この映画を拝見して何よりも感じたのは自分の親と

どうしても重なってしまいました。

やはり途中で 涙が出てきた。

(ネタバレ有りです。)

映画の中で 癌に冒されたオカン(樹木希林)が出てくる。

抗癌剤治療で苦しんでいた。

丁度、現在 私の父が癌治療をしている。

映画の中と重なった。

おかげさまでウチの場合は手術もうまくいき、順調に回復しているが

今後の治療に不安が残る。

映画の中にあった抗癌剤治療とは こんなにもキツイ物なのか。

まともには見れなかった。

ウチの実家は 父が船乗りで 車も免許証も無かった。

(父は 仕事柄、ほとんど海の上で生活していたので車が必要なかった)

私が幼い頃、風邪を引いて熱を出したりすると

母がママチャリの後部に乗せて 少し離れた病院まで連れて行ってくれた。

病院へ向かう途中、登り坂が有るのだけれど 私を乗せたまま

母は私に声をかけながら 一生懸命ペダルをこいでくれた。

その母も 最近はヒザが痛いと言う。

今では自転車に乗れなくなった。

中盤で ボク(オダギリジョー)がオカンの手をひいて横断歩道を

渡るシーンが出てくる。

結構 好きなシーンだった。

私は母と手をつなぐなんて 幼い時以来、やったことが無い。

足の調子が悪いので 歩くフォローとして 手をつなごうと思うのだが

正直なところ、恥ずかしくて出来ないのだ。

でも、この映画を観て母の手をつないでみようと思った。

幼い頃、母が私を自転車に乗せ、一生懸命こいでくれたように

今度は私が母を思いやってみたい。

ここからは余談だけど、今回の映画はTOHOシネマズ与次郎で観た。

映画館の入り口には 新しい花屋さんがあった。

(2階 本屋さんのすぐ近く)

小さな鉢や花束を扱ってる かわいらしい花屋さんだった。

お話しを伺ったら 最近、お店を出されたみたい。

結構 買いやすい雰囲気だった。

大げさな花束は買いにくい。

今度、仕事帰りにカミさんへ小さな花束を買って帰ろうと思った。

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オカンとボクを参照しているブログ:

コメント

『東京タワー』ごらんになったのですね~(o^_^o)
なんだかサラ~と話が進んでいくのに、「うっ(>_<。)」となるんですよねぇ。
時々、信号を渡るときに流れる『とおりゃんせ』が、しばらくの間は「あ‥」と感じられそうです。

なしごれんさんのブログを見て、母が足を捻挫したり腰を痛めたときに、父が自転車の後ろに母を乗っけて、病院やストアなど連れていってたことを思い出しました。
うちは誰も車に乗らなかったので(父が単車に乗るくらい)、母が買い物で荷物が多くなったときなど、いつも父が自転車で取りに行っていました。
そんなことをフト思い出しました~(*^_^*)
あ、お母様にもお花をぜひ‥。

菊ちゃん、こんばんは~。

先日の菊ちゃんのエントリーを拝見して 映画、観てきましたよ!
良い映画でしたねー。
上映中は ホントにサラサラ~ってストーリーが進んで行きました。。
映画の中に出てきた樹木希林さんは特に自然な素振りで笑顔も良かったです。

映画を見終わった後に思ったんですが、映画の中で
亡くなったオカンの横に ボクが添い寝するシーンが出てきましたよね。
あれって多分、私もやっちゃうかもなー と思いましたよ。

菊ちゃんのご両親、仲が良いですね~。
(失礼ながら)何だか微笑ましいです。そんな風に支えて行けたら素敵です。

それから花束の件は そうでした。
母の話をしておきながら すっかり忘れてました。
こんな事でホントに 母を思いやることが出来るのやら~?

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