カレー屋のつぶやき
鹿児島市某所でカレー屋をやっている友人がいる
カレはカレー屋の全てをひとりでこなす
店の味は ただひとつ
甘口や辛口なんて存在しないこだわりのカレーだ
先日は店にカレーを食いに行った
夕暮れ間近で 客はいないだろう
その時間帯を狙って行く
客のいない方が、ゆくり話せるからだ
互いに冗談を言い合い、時間が過ぎてゆく
カレーを食い終わり、店を出ようとすると彼も食材を買いに出掛けるという
地元の店、たいよーストアー付近まで一緒に歩く
彼はつぶやく
営業中にお客さんと会話はするけれども、友人と話すのは違う
こんな時間が僕には必要だ
それを聞いて僕は彼にとって上辺だけの付き合いでは無いのだな
と今更ながら感じた
ちょっと嬉しかった
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