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2012年1月23日 (月)

いきなり、会ってビックリ!

某財団法人の活動報告会へ参加してきた。

良い意見や新しいつながりが出来て僕にとって、とても有益な会だった。

その会の開催中、いきなり 僕に声を掛けてくる女性がいた。

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女: ○○さん!、こんにちは。

僕: うわっ!、何でココにいるの?、関係者しか会場に入れないハズだよ。

女: えへへ~。

そう言うと その女性は微笑んだ。

その女性とは 何を隠そう、今月初めにお父さんを亡くした

僕の後輩だった。

(平成24年1月16日、ここのブログで記載のネタ 「友人の親の死」)

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僕は その活動報告会終了後、その後輩へ話しかけた。

僕: あのさー、もう大丈夫なの?(お父さんを亡くして落ち込んだ気持ち)

女: もう全然 平気ですよ~。

僕は「オカシイ。 そんなに簡単に立ち直るハズが無い」と思った。

「また、コイツ強がりを 言ってるな~」と 疑った。

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女: 景色の良いカフェを知ってるので、そこへ行きましょう。

僕: あぁ、いいよ。 行こうか。

お父さんが亡くなった後に初めて会ったので、

僕は今回の経緯を聞き出そうと思い、賛成した。

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後輩が案内してくれたカフェは高台にあり、まだ割と新しい雰囲気。

桜島も良く見え、気持ちがいい。

後輩はケーキセットの注文を終えると 外に出て深呼吸し、

気持ち良さそうに 思い切り「伸び」をした。

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後輩は僕と一緒で、カフェ好きで

しかも最優先に求めるのは 周囲の環境や店の雰囲気である。

女: ここは景色が良くて 気持ちいいんですよー。

僕: よく こんな店、知ってたねー。 イイ場所じゃ~ん。

後輩は得意げに微笑む。

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ショウガ紅茶とケーキがテーブルに届くと すかさず、後輩は言った。

女: 女子会ではですねー、まずはケーキを少しずつ分け合うんですよー。

そう言って、僕のケーキ皿を取り、ベイクド・チーズケーキを

少し取った。

その代わりに 自分のババロアを フォークで分けて僕にくれた。

僕: あ、そうなの?

次にはドリンクも 少しずつ分け合った。

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長い付き合いなので、

後輩が嘘や強がりを言ってる時、僕は割と気付きやすい。

僕は「強がりでは無いか?」と思い、再度 先ほどと同じ質問をした。

すると返って来た答えは

女: 少し前までは 家でグッタリしてましたけど 今は平気です。

そう言って笑った。

僕: (あれ? コイツ、嘘ついて無い。 以前のコイツに 立ち直ってる)

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僕は不思議に思い、質問を続けた。

一般的にはタブーであろう、亡くなったお父さんの事や

その後の状況等も 遠慮なく尋ねた。

すると、家庭内の話が出てくる、出てくる。

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後輩の話を時間を掛け、じっくりと聞いた。

それは数時間に渡った。

なぜ、こんなにすぐに立ち直ったのか、理由も理解できた。

僕: そんな事があったんだねー。 なるほど、それはツラかったね。

その理由は ここでお話し出来ませんが、後輩にとって

とてもツライ過去を乗り越えた事に変わりはありません。

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次に 後輩は僕の目を真っすぐ見て、自分の これからの

将来について話を始めた。

それは ハッキリとした目標を持っていた。

将来に希望を持っていた。

「自分」をしっかり、持っていた。

僕は、「あ、コイツ完全に復活してる。 もぅ、大丈夫だ」そう確信した。

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後輩は来月から 全く新しい分野へ踏み出す。

ちなみに(互いに別々の分野であるものの)それは僕も全く同じである。

後輩は新しい分野へ進む為、これから沢山の新しい人と

出会うだろう。

そこで良い人達に恵まれ、今まで辛い経験をした分、

これからは幸せな充実した人生を送ってもらいたい。

そう僕は願っている。

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