開封できない手紙
僕は、ビビっている。
この手元に つかんでいる手紙にビビっている。
僕は 先日の3月31日、年度末でリワークを卒業した。
(ちなみにリワークとは、うつ病患者が通う職業復帰支援の施設)
リワークでは、アシスタントカウンセラーのMさんから
職場復帰に向けて 毎日、僕は指導・指摘を受けていた。
アシスタントカウンセラーMさんは、これまで幾人もの
うつ病患者を見てきただけあって、人の観察力が鋭い。
人の気にしてる事、又は、本人が気付いていない考え方の癖等を
普段の様子を観て、ズバリと指摘する。
それが、うつ病患者が復職した時の うつ病再発防止策にも
つながるのだ。
最終日の帰り際、リワークを卒業する者、一人一人へ
そのアシスタントカウンセラーMさんから 手紙が
手渡しされた。
それが、この写真の手紙だ。
予定に無かった事である。
今までの経験からして、今後、僕が復職していく上で
僕の不足している箇所・修正すべき点のアドバイスが書いて
あるに違いない。(あくまで予測)
今から職場復帰なので、手紙に書いてあるメッセージは、恐らく
前向きなものだろう。
しかし、僕は それを見るのが怖い。
あの鋭い感性を持ったアシスタントカウンセラーMさんが、
何を僕に伝えようとしているのか、見る勇気が無い。
現実を見るのが、恐ろしい。
この手紙は(失礼ながら)しばらく読まずに放っておこうと思う。
勇気が出たら開封します。
現状の僕では、中身を見れません。
誰か代わりに読んで~。(泣)

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