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2011年3月28日 (月)

偶然の再会

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そもそも事の発端は、某自動車メーカーへ車を点検に出した事から

始まった。

点検後、お店の営業マンは

「タイヤが取り換え時期です。タイヤの見積を致しましょうか?」

僕は見積をもらい、発注はせずに そのまま帰った。

僕は商品を購入する時に必ず、他社からも見積を取って、値段を

比較した後で 発注する。

そして昨日は終日、タイヤ探しの旅が始まった。

鹿児島市内のタイヤショップ、カー用品店を思いだせる限り、

お店を見て回った。

僕は鹿児島市内のアチコチへ車を走らせ、交渉し、その度に見積を

もらって、疲れ果てていた。

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「もう帰ろう」と車を走らせていた道で、ふいに小さなタイヤショップが

目に入った。

僕の予定に無かったお店である。

もう何軒分も見積書をもらっていたので、検討材料は充分だったが、

何となく そのお店が気になった。

僕は 迷いも無く、ハンドルを左に切り、お店の駐車場へ入った。

お店に入ってみると 店内は、所狭しとタイヤが積み上げてある。

僕は店内を歩いていた一人の店員に 目がいった。

「ムムム、コイツは、もしかして?」

相手も 僕を気付いた。

その相手は、僕の田舎の小・中学校時代の同級生だった。

お互い、それなりに歳を取っているけれども、名前を確認し合うと

スルスル~ッと 一気に記憶が数十年さかのぼり、仲が良かった

昔の付き合いの頃を思い出した。

子供の頃、彼と僕の共通点は、オーディオマニアだった。

当時、レコードの貸し借りをし、本当は訳も わからないくせに

背伸びして、音が良いとか、悪いとか、オーディオ雑誌の真似をして

音の評論をやっていた。

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懐かしい対面だった。

それこそ数十年ぶりだった。

しかし、カラリと明るく笑う笑顔は 昔と変わらない。

僕は彼へ 今、僕がタイヤを探している事を話すと 喜んでタイヤの

詳しい説明をしてくれ、見積も すぐに出してくれた。

帰り際、彼の名刺をもらい、見てみれば「店長」と役職が付いていた。

「出世して、偉くなったんだな」と僕は感じた。

帰り際、彼は「見積、安くしといたかね」とサラリと言った。

タイヤの発注に関しては 今すぐせずに 実際には、家内の許可が

必要なので、見積だけもらって帰った。

多分、彼の事だから精一杯、安くしているだろう。

そして 自宅で見積の金額の比較をして、仮りに他社が安くても

僕は彼へ発注するだろう。

タイヤに関しても彼が勧める商品だから 間違いないだろう。

そして、僕は彼のお店の売り上げに 僅かながらでも協力したい。

それに何よりも 「彼にまた会って、彼の笑顔を見たい」と思った。

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それにしても 今回は予定に無く、たまたま見つけたお店に

引き寄せられるように入り、昔の友人と出会えた。

不思議な再会も あるもんだ。

僕としては、

また これを機会に、彼との新たな繋がりが出来れば嬉しい。

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