水の中の惑星
今日も隙間なく砂粒状の水が降って来た
地面は土のみならずアスファルトまで水を満タンに抱えている
ここが年中、水の中の惑星ならば何の違和感も感じないだろう
しかし太陽の陽射しを知っているだけに不満を感じる毎日
砂粒状の水は一気に降り下りて、ぱたりと止む
そしてまた一気に降って、ぱたり
この繰り返し
以前と違い持続性が無く、もはや水不足だ
再び太陽の陽射しが近い
今日も隙間なく砂粒状の水が降って来た
地面は土のみならずアスファルトまで水を満タンに抱えている
ここが年中、水の中の惑星ならば何の違和感も感じないだろう
しかし太陽の陽射しを知っているだけに不満を感じる毎日
砂粒状の水は一気に降り下りて、ぱたりと止む
そしてまた一気に降って、ぱたり
この繰り返し
以前と違い持続性が無く、もはや水不足だ
再び太陽の陽射しが近い
天気が晴れないと、気分も晴れない
気圧が低いと、モチベーションも低い
毎日はただの雨で無く、大雨ばかり
息をひそめ、まるで冬場をしのぐような日が続いている
今日は久しぶりに陽射しが差してきた
これから気分が上がっていくのだろうか
雨が降って床が濡れると滑って勢いがつくはず
なのに、
毎日の電車はのろのろと遅れてやって来る
来る日も来る日も雨
聞くところに依れば今年の梅雨は例年よりも降水量が多いらしい
雨も、もういいだろう
そろそろやめにしてもらいたい
大雨の影響で仕事終わりの電車が遅れて困る
帰るのが遅くなってしまう
遅れるのは朝の電車だって同じ
でも朝は到着が遅れた分、仕事をサボれる
ちょっとラッキー
休日の今日も朝から雨が降っている
梅雨らしい雨が続いている
先日の夜は大雨の影響で全ての路線の電車が運転見合わせになってしまった
運転見合わせ、すなわち電車が停まって帰れない
いつ動きだすのかわからない電車をひたすら待つのみ
駅構内では状況のアナウンスが流れるたびに情報に聞き入る
しかし何時間経過しても「運転再開の目途は立っていない」と繰り返す
コインロッカーの前で座り込んでいたら地元民放テレビ局が撮影に来た
混雑している改札口の前を撮っている
恐らく大雨のニュースで使うのだろう
腹が減って来たので駅ビルで晩御飯を食おうと思った
しかし駅ビル地下へ行ってみたら飲食店は閉店の時間だった
雨の中、近場の商店街へ行ったがこちらも既に閉店
開いているのは飲み屋ばかり
閑散としたアーケード
駅ビルに戻り、もう一度歩いてみたら地元のラーメン屋が開いていた
僕のように電車の運転再開待ちの客だろう、店は満員だった
昔食ったラーメンの味とは違い、この夜はうんまくなかった
結局のところ、その夜は在来線が運転再開することは無かった
別の手段でどうにか帰ったが、自宅にたどり着いたのは深夜12時過ぎ
待たされて疲れた夜
今日は九州南部地方が梅雨入りしたそうです
と言う事で、ひとこと
梅雨入りしていたなんて、つゆ 知らず
日を追うごとに気温は上がってきている
暑くなってくれば、そろそろあれの出番だろう
ふるさとのデパートで、毎年恒例のあれを食った
今年もこの季節がまもなく始まりそう
嬉しい
テーブルに届いたあれは バンザイのポーズをしていた
このシリーズも、今季はそろそろ終わり
ちょっと寂しい
梅雨が開けた途端、どかーんと暑さがやって来た
こんなに慌てて 暑くなることもないだろう
今までと違うのは 何といっても朝だ
朝の太陽は いきなりフルパワーで襲ってくる
出勤途中の僕に容赦なく ギラギラ光線を浴びせてくる
去年までの夏の太陽もこんなにパワーが強かったかな
しかし今年は特別に強いような気もする
そして大好きな夏のはずなのに いまひとつ気分も乗らない
もしかしたら この感覚は初めてかもしれない
なぜなら
僕はこの太陽のせいで点滴を打つことになってしまった
梅雨明けはいつになるの?と考えていたら、今日梅雨明けだった
陽射しが 早速がんがんに強い
気の早い太陽だぜ、まったく
腕時計を外してみれば、左手首には白い日焼けの跡
くっきりと エア・腕時計が付いていた
アイスを食いながら海を眺めていた
台風が去って以来、すっきりしない天気が続いている
梅雨明けが待ち遠しい
今年、本当の夏はやってくるのだろうか
そんなことを考えているうちに、いつの間にか僕は運転席で眠っていた