僕的には無理です

某所の工場を見学させて頂く機会があった
見学通路沿いの大きなガラス張りの向こうには生産ライン

そこにはショッキングな風景
頭ではわかっていたが、実際に見てみたら生理的に受け付けない
今夜 夢で うなされそう

某所の工場を見学させて頂く機会があった
見学通路沿いの大きなガラス張りの向こうには生産ライン

そこにはショッキングな風景
頭ではわかっていたが、実際に見てみたら生理的に受け付けない
今夜 夢で うなされそう
大手ファストファッションの某CMを見て気になっていた
「朝、起きたら かっこよくなる」
CMで流れるこのセリフ
朝をイチ押ししてるくせに 朝のシーンが無い


しかし よおやく気付いた
「朝、起きたら」では無く、「麻を、着たら」

よく見たら CMのモデルは皆、麻の服を着ている
だって、リネンのCMだもの
正解は 「麻を着たら かっこよくなる」らしい
夕暮れ時に放たれる琥珀色は 人の心を癒すためにある
その光の束は 人々を優しく包み込む

「今日も1日ご苦労さま」と ねぎらう夕陽
そんなメッセージを受け取りながら、僕は帰路に就く
数年前、僕は大きな転機に遭遇した
それをきっかけに最近の現状は およそ20年前の境遇とよく似ている

言い換えれば、この20年間は無の時間、ブランクと言えるかもしれない
人間の人生で 20年という歳月は大きな割合を占める


正直に言えば、この期間は思い出等ほとんど印象に残っていない
しかし無理やり過去を振り返り、懐かしむつもりも無い
思い出は無いが、当時の僕と今の僕では経験値が増えて考え方も違う


仮に 僕の人生を操る者が存在しているのであれば、
おまえは20年前に戻り もう一度、人生をやり直せということだろう
再び1から始めるチャンスを僕には与えられたということだろう
勤務先の人たちと夜の鹿児島市某繁華街へ出掛けた
食事を済ませ、2次会は先輩の勧めで綺麗なお姉さんたちのいる飲み屋へ

全く見ず知らずのお姉さんたちと話をしても全然つまらん
共通の話題を探すことに苦労する
こういう飲み屋に来るのも数年ぶり
やはり僕にはこのような店は合わない


同じ飲み屋でも専門店の美味しい料理やバーのうまい酒を楽しむことは好きだ
でも夜のお姉さんたちの話し相手をしても時間がただ過ぎてゆくだけ
帰り際、支払い時はお姉さんたちの高い人件費を払っているのだな
という虚しさだけが残る
鼻毛が伸びているな と自覚しつつも、
今度切るからいいや とズボラに思い、すぐに身だしなみを整えるまでには至らない


敏感に見た目を 気にしてた若いころ
「このオジサンは 何故、鼻毛を伸ばしっぱなし何だろう?」と思っていた
今は そのオジサンに自分がなりつつある
かもしれない
今、僕は新しいデジカメが欲しいと思っている
中央駅ビルの中にある某家電量販店、大きい写真機へ現物を見に行った

まずは、お目当てのカメラとは別の一眼レフカメラを触ってみた
重量感のあるボディは 手にしっくりときた
シャッターを押してみれば、気持ちいい
やはり一眼レフはいいなと思い、値段を見たら一金 弐十萬円也を超えていた
げげ!
た、高い
僕はそっとそのカメラを元の場所へ戻した



そして次に 今、狙っている本命の一眼レフを触ってみた
げげ!
か、軽い
おもちゃのようで安物っぽい
それでも僕にとっては いいお値段のカメラですけれども
今日から8になった
昨日までは5だった
その差は3のはず
なのに、某所では何度計算してみても3の枠を超えていた


どゆこと
思ってることがあるなら言葉にしなければ、相手には伝わらない

相手は超能力者では無い
ただの人間だ
察することは出来るかもしれない
でもそれは憶測に過ぎない


どんなに思ってみても言葉にしなければ、わからない
相手側から見れば、それは何も思われていないのと同じ
髪の毛が伸び放題である
早く散髪へ行きたいと思うが、なかなか時間が取れない
このままでは見苦しいし、邪魔くさい
困る

しかしこの悩みが無くなったとき
すなわち、ハゲてしまっては
それはそれで もっと困る

