カヘの新規開拓@おひとり様
周りがアベックや若いおねえさんのグループだらけでも、何ら臆する必要は無い
なぜなら、僕も れっきとした客なのだ
平日でランチタイムを外し、店に行った
初めての店に行くには 少しでも空いてる方がいい
しかし店には行列が出来ていた
諦めて帰ろうかと思ったが、今度はいつ来れるかわからない
ちょっと待つようだが、並ぶことにした
入口の受付へ自分の名前を書いて待つ
記入された他の名前を見る限り、おひとり様はどうやら僕だけのようだ
店員さんが受付順に 客の名前を呼んで行く
「お二人でお越しの××(客の名前)さま~」
「三人でお越しの××さま~」
30~40分が経過した頃に 僕の名前が呼ばれた
「おひとりでお越しの××さま~」
(おひとりでお越しの~)妙に寂しい響きに感じられるのは、気のせいだろうか
店員さんに案内された席はテーブル席では無く、カウンター席だった
混んでるし、ひとりなので当然だろう
何を注文したら良いか、参考に周囲の席を見回してみる
しかし、みんな食い終わって ただ延々と喋っているだけ
皿の上には何にも無い
これでは何がうまいのか、わからない
(食い終わったら早く席を立とうよ、店の前は行列が出来てるよ)
そう思った
でも、ここは食堂では無く、カヘだ
そんなものかもしれん
とりあえず、パンケーキを狙ってみた
僕の中の女子力発揮である
ところで僕は普段から ひとりでカヘに行く
「ひとりで恥ずかしい」という気遅れした気持ちよりも、
「カヘでの時間を楽しみたい」そんな気持ちの方が勝る
今回は客が多すぎる
あまり楽しめなかった
しばらくしたら 客の入りも少なくなるだろう
その頃に再び行ってみよう
帰りは 気を取り直して、行きつけの某カヘに行った
こちらのカヘの方が、よっぽど落ち着く
安心してお茶できた
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