暖かい日だった
今日も空は カキーン!と晴れ渡っていた。
僕は青い空が大好きだ。
南へ向けて走ることにした。
海を見たくなった。
潮風を浴びたくなった。
目的地へ到着してみれば、上からの視線を感じる。
その視線をたどってみると、南国ムードたっぷりのマスクが迎えてくれた。
僕は海岸を歩く。
きもちいい。
桜島は、霞んで よく見えない。
ハラが減ったので、隣接しているレストランへ行った。
海鮮丼を食った。
なかなかウマかった。
帰り際、普段と同様に某所の某カフェでカードの練習をした。
気が付くと、日は暮れていた。
「もぅ、帰ろう」
コインパーキングへ歩いて向かう途中、またもや上から視線を感じる。
僕は上空を見上げた。
それは張り巡らされた電線の隙間から顔をのぞかす、月と星だった。
「やぁ、キミ達か」
コメント