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2011年4月 5日 (火)

職場復帰しました。(1)

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僕は今週月曜日より、元の職場へ復帰した。

うつ病による 長かった休職期間にピリオドを打ち、ようやく人生を

再スタートさせる事が出来た。

これも 家内を始めとして 休職期間中に 僕に携わってくれた、

皆さんのお陰である。

休職期間中に 出会った一人一人に感謝したい。

ようやく ここまでたどり着けた。

僕は 休職期間中、うつ病の症状として 一番重く、ツライ時期もあり、

うつ病のせいで、自殺を何度も計画した。

「早くこの世から 自分を消し去りたい」、「死んで楽になりたい」、

と言う思いが強かった。

しかし、身近にいた家内が僕の様子がおかしい事に いち早く察知し、

強制的に精神科の病院へ入院させられ、僕の自殺計画は失敗に終わった。

うつ病の一番怖いところは、死と隣り合わせの病気と言う事である。

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しかし、今になって考えてみれば、僕にとって うつ病になった事は

必ずしも マイナスな出来事ばかりでは無い。

なぜならば、休職期間中に さまざまな人達との出会いがあり、

うつ病にならなければ、知らずに人生を終わっていたであろう事や

体験出来なかった事と沢山巡り合った。

僕は うつ病になった事で 一旦、人生を立ち止まり、過去を振り返った。

すると 頭の中に印象深く残っている事は何も無かった。

お金を稼ぐ手段の仕事(会社)以外の事は 何も思い浮かばない。

僕は社会人になってから 数十年もの間、自分の人生の中で

仕事(会社)が、最優先だった。

自分や家庭、家内の事は ずっと後回しにし、突出して仕事を

一番先に持ってきて、周囲に脇目も振らず、ひたすら走り続けてきた。

「会社の為に」と思い、残業や休日出勤も率先してやってきた。

しかし その結果が、「うつ病」だった。

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僕は まだ この先、定年まで 残り何十年もある。

今後は「自分の人生を楽しみたい」と思う。

休職期間中に 元気なままでは、思いも寄らなかった人生の目標も出来た。

うつ病になった事で、僕の人生の目的(役割)が、ハッキリとわかった。

そこに向かって、自分を磨き、進みたいと思う。

もう、仕事(会社)優先の人生は キッパリとやめる。

社内での役職(昇進)の話もあるが、僕にとっては そんな事は どうでも良い。

そんな事よりも大切なものがある事に気付かされた。

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そして実を言えば、僕は とりあえず、職場復帰したものの、現在まだ

うつ病は 完治していない。

その証拠に うつ病の症状である深夜の中途覚醒が毎晩、何度も有り、

その度に 眠剤を飲んで 強制的に眠りについている。

中途覚醒のせいで、昼間は眠い。

そして、未だに精神科の主治医からは毎週、週に一度、定期的に診察を

受けるように言われているし、うつ病の薬も今後、何年間かは

飲み続けるよう指導されている。

しかも うつ病と言う病気は 調べたところによると、完治した人の

50%の人が1年以内に再発してしまう、再発率の高い病気で

ある事がわかった。

これからは うつ病が再発しないよう、自分自身に気を配りながら

ぼちぼちと人生を進めて行きたい。

これからは人生のスピードを緩めて生きていきます。

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