知り合いの家で餅を食べてきた。 ウマかった。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
鹿児島市内から 車で数時間。
距離も遠いが、お付き合いも遠い。
数年ぶりに会う 知り合いの家(ちょっと田舎)へ 新年の挨拶に
行ってきた。
・
家へ上がり、お茶を出され テーブルには焼いた餅が 各自
ひと皿ずつ出された。
そして、その餅には きな粉がまぶしてあった。
・
しばらく経って そのお宅の奥様から
「さ、遠慮しないで熱いうちに早く食べて。」と 勧められた。
私は早速 食べようとしたけど、箸が無い。
「あの~、箸をください。」と言おうとしたけど、周りの皿を見てみても
箸の置いてある人は ひとりもいなかった。
・
ここで私は いつもの考え癖が出てしまった。
「各お宅によって いろんな食べ方がある。
ひょっとしたら こちらのお宅では 手づかみで餅を食べるのかも?」
・
こう思ったのは 私が高校生の頃、友人宅へ遊びに行った時
ホットケーキを出されたが、その家庭では手づかみで
食べていたのを見たからだった。
そのシーンを思い出した。
・
そんな事を勝手に思いながら ふと、テーブルの上を見てみたら
ティッシュの箱が置いてあった。
「多分、手づかみで食べて その後、このティッシュで手に付いた
きな粉を拭くんだろうなー。」
そう思った。
・
テーブルを囲んだ席では 皆さん 久しぶりに会ったせいか
話ばかりして 誰も餅を食べようとしない。
ちなみに 私にとっては遠い親戚(しかも年齢が年上の人)が多かったので
イマイチ気軽に話せる相手がいなかった。
・
そして また奥様から
「遠慮をしてないで、早く食べんねー。 冷めるがー。」と言われた。
キョロキョロしている私の様子に 奥様が気付き、
「あぁ、箸が出て無かったねー。 ごめんなさいねー。」
・
私はホッとした。
やっぱり餅を食べる時ってさ、お箸を使うよね、多分。
余計な詮索だった。
・
ちなみに出された餅は きな粉がまぶしてあった上に、中には
ヨモギが混ざっていた。
とっても美味しかった。
あたしゃ、お代わりしたよ~。
コメント