今は亡き祖父の声
先週 映画「地下鉄(メトロ)に乗って」の話を
させて頂きましたが、その後、実家に帰って
両親に 昔の話をしてみました。
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その日の帰り際、父親が
「いっとっ、待っちょれ。」と 言って
訳:少し待ってろ
物置の方へ行き 何か探し始めました。
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そして、父親が手に持ってた物は
← これ。
「こいを、CDに しっくれんけ。」
訳:これをCDに録音してくれないか
話を聞いてみると 今は亡き 祖父の声が
録音してあるそうです。
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以前から このテープの中身を聞きたかったそうですが、
今では 実家に再生する機械が無く、聞くことが出来ません。
そう言えば、昔 私が小さい頃 オンボロのオープンリール
デッキがありましたよ。
昔の話をしたんで、父親も 自分の親の事を
思い出したのかな。
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私もオープンデッキを持っていないので その後、
知り合いに頼み込んで CDに録音してもらいました。
申し訳なかったですけど)
←完成。
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まだCDの中身を聞いてませんが、これを聞けば
ウチの父親も大喜びのハズ。
祖父は私が幼稚園児ぐらいの時に亡くなって
いるので 私自身、どんな声だったか覚えてません。
私も楽しみなのだ。
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**さん、ありがとう。
感謝、感謝。
何年か前、友人に頼まれて、オープンリールに入った彼の親の声をCDに焼いてあげたことがありました。むかしのテープレコーダーには必ずマイクがついていたものでしたよね。だから、家族や友人の声が入ったテープが残ってたりする。ナマロクなんてのが流行ったこともありましたね。なつかしいなぁ。
投稿: スプーン | 2006年11月11日 (土) 08:26
スプーンさん、こんばんは。
確かに昔の機種は 何にでもマイクが付いてて手軽に録音出来ました。
でも、今はラジカセにさえ付いて無いことが多いです。
小学生の頃、テレビの音楽をラジカセに録音しようと思い テレビの目の前に
ラジカセを置いて(テレビの音は いつもよりも大きめ)
RECボタンを押したら 途中で母親が ふすまを
「ガラッ!」と開ける音。
そして「何を しちょっとね?」と 声も一緒に録音しちゃった事がありますよ。
ナマロクも懐かしいです。
SONYのデンスケを 以前、知人に見せてもらった事があります。
「おー、コレがあの名機か!」と感動すら覚えたもんです。
密閉型のヘッドフォンをかぶり、パラボラアンテナのようなマイクロフォンを使い
屋外でナマロクというスタイルに憧れてました。
今回、オープンテープをCDに落としてもらいましたが、CDも あと何十年
現役なんでしょうねー。
(しばらくは安泰だと思いますけど)
最近は特に いろんなメディアが出てきますので ふとそんな事を考えました。
投稿: なしごれん | 2006年11月11日 (土) 21:19