あぁ、恥ずかしや
寡黙な僕はお酒が入ると、急に喋りだす
普段は発言を控えているが、お酒が入ることで押さえていた感情が上がって来るのかもしれん
でも仕事絡みの飲み会では そのようなことはしない
今回はごく近しい人たちとの飲み会だったことが原因だろう
ツレの実家で晩御飯を食った
食事が出来るまでツレのパパさんと1対1で飲む
パパさんとは もちろん初めて会うわけではない
なので、ばりばりの緊張はしていない
しかし心の何処かで やはり緊張していたのだろう
飲み会の途中までは、はっきりと記憶があった
しかし目が覚めてみたら布団の中にいた
はて、どうやって布団まで辿り着いたのか記憶にない
ツレに前夜の僕の様子を尋ねた
途中で眠りだし、起こされて別の部屋に用意してあった布団にもぐりこんだらしい
しかも飲み会の後半になると、酔ってハイテンションで喋っていたらしい
お笑い芸人のマネとかもやったらしい
あぁ、恥ずかしい、恥ずかしい
それらは全く記憶になかった
それどころか、何を飲んだのか何を食ったのかさえも覚えていなかった
後半の数時間は顕在意識は無くなり、潜在意識が肉体の動きを自動運転していた
恐るべし
でもツレの話に依れば
「変なことは言って無いし、楽しい飲み会になっていた」と言っていた
それを聞いて ひと安心
飾らずに素の僕が出て、案外良かったのかもしれん
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