初めての はーぶ・てー
その日も寒かった。
温かい 飲み物が欲しかった。
僕はメニューにあった「ハーブ・ティー」の文字が気になり
飲んでみた。
何を隠そう、僕はハーブティーを飲んだ事が無い。
ハーブティー、初体験だった。
ポットからカップへ注ぐ。
まずは 香りを嗅いでみる。
「うーん、これは草のニオイだね」
そして、ひとクチ飲んでみる。
「うーん、これは やっぱり、ただの草だね。 青臭い」
僕はポットのフタを取り、中を覗く。
「やっぱり、草やんけ」
と言うのも、
見た目、これは「アップルミント」かと思われるが、
これだったら自宅の庭に わんさか生えている。
放ったらかしにしても 幾らでも生えてくる。
全く手も掛からないので、僕は「草」としか捉えていない。
ちなみに 余談だが、
今年4月の新年度からスタートする通信制の某大学
申し込み書類作成が、ようやく完成した。
この審査が通れば、僕は また新たな道でスタートを切る。
自分の目標へ向けて 突き進む。
ここの某カフェで ようやく書き上げた。
後日、或る人へ 今回のハーブティーを飲んで
「ただの草だった。 青臭かった」と
感想を伝えたところ、
「そんなことは無い。 おいしい」と
強く否定されたのであった。
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