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2012年1月11日 (水)

過去に不妊治療をやりました

今朝の情報番組を見ていたら偶然に 某タレントが不妊治療を

やった時の辛さを語っていた。

僕自身も、結婚していた頃、家内が不妊治療を行っていた時期がある。

それは大変な心労だった。

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僕達は20歳代で結婚したけれども、30歳代になっても

一向に子供が出来ない。

家内は 自ら、不妊治療を目的に産婦人科へ通うようになった。

今 思えば、家内自身が子供を欲しがっていたのは

事実だが、その一方、

「僕が長男であり、その子供を産まなければならない」と言う

プレッシャーも 有ったのだろう。

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その治療は長期に渡った。

家内から産婦人科での治療の様子を聞く。

それは女性にとって心理的に、体的にも大変負担の掛かるものと感じた。

僕自身も検査を受けた。

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家内は

「先生は『今度こそ、大丈夫』と言っていたのに、また(子供が)出来なかった」

と言って 毎月、生理が来るたびに 泣いて悲しがった。

家内は深夜、自宅で泣いて、うずくまる。

その様子を見ている僕も とても辛かった。

見ていられなかった。

その様子を見て、僕も涙が出てきた。

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或る日のこと。

医師より、

「この治療法を行うとお腹に赤ちゃんが7~8人出来ますよ。

 それでもやりますか?」

その究極の問いに 家内は何ら迷いも無く、

「やります」と答えた。

しかし結果は やはりダメだった。

赤ちゃんは出来なかった。

それは今までに無い、相当なショックだった。

僕は その結果を知って、或る決意した。

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「もう これ以上、不妊治療は禁止。

 子供は不要。

 子供よりも、あなた(家内のこと)が ずっと大切です。

 はっきり言って、悲しむあなたを見る事は 耐えられない」

そう、家内へ伝えた。

「子供なしで、生きて行こう」 そう、決意した瞬間だった。

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あれから現在の僕は 自分と同年代の友人の子供を見て思う。

「もしも、あの時に不妊治療を まだ続けていたならば、

 ひょっとしたならば、僕にも

 この年齢ぐらいの子供が、いたんだろうな」

でも、僕は 何ら後悔は無い。

しかし、唯一、心に引っかかるのは、不妊治療で家内へ負担を掛けたこと。

その罪悪感(申し訳無さ)は、離婚した今も 拭い切れない。

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人生に「もしも、あの時・・・だったならば」は 通用しない。

過ぎ去った過去は(出来るだけ)振り返らず、僕は今を懸命に生きる。

未来に向かって走る。

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