ナニ、その曲は?
某講座。
お昼休み。
同じクラスの 或る女性が僕へ声をかけてきた。
女: あのー、お願いがあるんですけど。
僕: はい。 何でしょう? 何でも、どうぞ。
女: インターネットを使って、探して欲しいC Dがあるの。
僕: あぁ、全然オッケーですよ。
僕は快諾した。
その女性は自宅にネット環境が無いどころか、
そもそもパソコンを あまり使用しない。
なので、僕に依頼してきた。
検索する為に僕は その女性へ質問した。
僕: それで、欲しいのは誰のアルバム(C D)何ですか?
女: 「;。@-&%$#”」 と 「‘+<?#$%&」の C Dなの。
僕: え? 何ですか??
それは僕が初めて聞くアーティストの名前だった。
その女性が言うには、
「それは’80年代ユーロビートのグループだ」と言う。
僕は同じ ’80年代でもマイケルジャクソンやマドンナ等に
代表されるいわゆるポップスと言われるジャンルは、
しっかりと過去に聴いていた。
しかし
同じ’80年代でも 今回、言われたアーティストや曲名は
初めて耳にした。
早速、某ネット大手通販のamazonを使って
商品を検索。
すると 僕は驚いた。
その女性が求めているC Dは確かに存在した。
しかし残念な事に現在は廃盤になっている。
しかも そのC Dは一般発売時に3千円だったものが、
現在ではプレミアが付いて、
当時の10倍の価格、約3万円となっていた。
ネット上での試聴曲を聴いてみたが、やはり僕は
初めて聴く曲ばかり。
僕の隣にいた 今回の依頼女性の様子を ふと、見てみれば、
体を揺らし、曲に合わせて 軽く踊り出した。
僕: え! ナニやってるんスか?
女: これはね、マハラジャに通っていた頃、定番の曲だったの。
これを聴くと 自然と体が動いちゃう。
僕: はぁ。 そうですか・・・。
ひと昔に流行ったディスコ 「マハラジャ」では、
会場に流れる定番の曲に
合わせて お決まりの振り付けがあったらしい。
僕は全く知らない世界。
普段は おとなしい その女性が、こんな激しい曲を聴き、
しかもお決まりのダンスまで知っていた事に ビックリだった。
昔は 相当イケイケだったのかもね?
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