入学式の朝に
人生に「もし」という言葉はない。
生きていると様々な分岐点に立たされる。
就職や結婚など大きな分岐点から お昼ご飯に何を食べるか、休日に
何をして過ごすか、など小さな分岐点まで 今までの選択の結果が現在の
僕なのだ。
もし、もう一つの道を歩んでいたら今と違った人生で好転していたかもしれない。
しかし、どちらの道がベストだったのか結末は誰にもわからない。
今朝会社へ向かう途中、黄色い帽子をかぶった小学生とその子供を
挟むようにして歩くスーツ姿の両親を何組か見かけた。
そうか、今日は小学校の入学式だったな とハンドルを握りながら思った。
昨日までのどんよりとした曇り空とは打って変わって今日は快晴。
入学式にはばっちりの天気だった。
僕は結婚しているけれども子供はいない。
もし、子供がいたならば丁度小学生ぐらいかもしれない と ここ数年
入学式の登校風景を見る度に思う。
僕の人生も分岐点の連続で今の状態に来ているけれど後悔はしていない。
迷う事も多いけどね。
今を精一杯、生きるだけ。
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