映画スターウォーズ完結
先日、映画スターウォーズの完結編、エピソード9がとうとう公開された
スターウォーズと言えば私にとって、小学生の頃から映画館で見続けている大作である
今回も待ちに待っていて早く内容が知りたい
初めて見たのはエピソード5(シリーズ2作目)
当時、小学生の私は遠洋漁業から休暇で帰ってきていた父親に懇願して映画館に連れて行ってもらった
そのスターウォーズは私自身、初めて見た映画の作品だった
今は無き、天文館の映画館
わくわくして見た
映画を見た帰りに仕事の性格上、なかなか自宅にはいない父親は、ここぞと私に服を買ってくれた
それはとても高価なジャンバーで私のお気に入りとなった
その父親は昨日、再び入院した
今回は今までの入院と違い、本人の希望で地元の病院へ入院した
医師の話によれば、肺は白くなり、肺機能は衰えているとのこと
高齢なので体力もなく、level4の肺癌は手術も抗がん剤も使えない
何も治療が出来ない
ただ、出来るだけ症状が進まないことを祈るのみ
父親には症状が進んでいることを伝えていない
伝えてしまうと、最期が近いと気持ちが更に落ち込むからだ
今まで入退院でお世話になっていた掛かり付けの専門の病院は遠い
先ほど入院は本人の希望で地元の病院と言ったが、所詮田舎の小さな病院、専門的な設備もなく、症状が悪化した時には、それこそ手遅れだろう
病気の本当の現状は伝えていないが、本人は悪化して、手のほどこしようの無い事を自覚しているのかもしれない
気持ちを和らげるだけの点滴をするなど、根本的な治療は何もしない入院なので改善するはずもない
残念だが、もしかしたら、ここで本当のお別れかもしれない
映画スターウォーズは今回のエピソード9で完結する
奇しくも父親のタイミングと似ている
シリーズ最後の上映は、私が小学生で初めて映画館で見たように、是非映画館で父親と共に見たかった
しかしとても叶わぬようで、辛い
コメント