一緒に帰ってみた
某講座。
放課後。
僕達、いつものメンバーは普段、それぞれ帰り道が違う。
車で通う者、バイクで通う者、JRや歩きなど、様々である。
僕は某講座の教室まで JRで通っているので、
最寄りの駅へ向かおうとしたら
先日の「クリスマス飲み会」を提案した
某女性が、「今日は駅にある本屋へ行く」と言いだした。
僕は「あらま!」と思った。
なぜならば、
それは 「今日は帰り道が同じ」と言うことを意味する。

最近、ここのブログをご覧になっている女性から
アドバイスをもらっていたので、
僕は普段通りに接した。
「相手の女性は 特に何にも思っていないはず」
と言う、言葉をもらっていたので、いつも通りに話をした。
それは僕自身も同じで、某女性に対し、
(例えば特別な好意など)何の感情も持っていない。

一緒に歩き始めると 某女性から出てきた話は、
今後、自分の進路に迷いがあること、
体調不良があることの悩みだった。
僕は僕なりに 雑踏の中、ひと言も 逃さぬよう
懸命に耳を傾けた。
車の走る音で聞こえなかった時は、正直に
「今の言葉を もう一度、言って」とお願いし、
某女性の話を しっかり聞いた。
それで、彼女なりに幾つか悩んでいる事がわかった。

普段は駅まで歩くと長く感じる道のりも、話を聞いてるうちに
あっと言う間に到着。
僕達は駅で、それぞれ目的の方向へ別れた。
アドバイス通り、普段の某女性だった。
その後、僕は普段通り、スターバックスへ行くつもりだったが、
その前に 地下のケーキ屋コーナーのクリスマスケーキを
見たくなった。

今年は家内がいないので、実際にはケーキを購入しない。
家内がいないので 買う必要も無い。
家内がいなくなって 初めてのクリスマス。
ショーケースに並んでいる華やいだケーキ達を見ると
家内と楽しんでいた時のクリスマスを思い出す。
実に切ない。
寂しい。
しかし、切ないからと言って、その気持ちを埋める為に
新しい彼女を作ろうとは思わない。
どんな美人が 新しく、目の前に現れたところで、
今の僕は 「その女性を彼女にしたい」とは思わない。
なぜならば、
その人は、家内では無いからだ。

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